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現代日本文学翻訳国際フォーラム2018開催!
文化庁では、現代日本文学の優れた翻訳者を発掘・育成する事業「JLPP」を通じて、豊かな経験と深い知見を持つ文学者、翻訳者、海外出版社編集者などとの交流を培ってまいりました。本フォーラムでは、文学翻訳の領域を、演劇、映画、漫画、エンターテインメント小説にまで広げ、日本語翻訳の魅力と可能性を探ります。
現代日本文学翻訳国際フォーラム2018
翻訳の境界と共感 ─声と音を翻訳する─
【日程】 | 平成30年10月20日(土)12:00~16:30 |
【会場】 | 山の上ホテル「銀河」(東京都千代田区神田駿河台1-1) |
【定員】 | 120名 |
【内容】 | |
第1部: | 「英米仏の編集者が注目する現代日本文学」 |
テーマ: | 英・米・仏の出版社編集者による座談会。海外出版社の日本文学翻訳出版のラインナップや今後の出版予定、また注目する作家などを討論。※逐次通訳有り |
司会: | サム・ベット氏(翻訳家) |
パネリスト: | デボラ・スミス (「Tilted Axis Press」発行人(UK)) ユカ・イガラシ (「Soft Skull Press」編集長(US)) スーザン・ハリス (「Words Without Borders」編集ディレクター(US)) マニュエル・トリコト (「Editions Actes Sud」編集者(FR)) ダナ・ビュルラック (「Editions Denoel」 編集者(FR)) |
第2部: | |
■講演 | 「文学と音楽と映像と」 |
テーマ: | 芥川賞作家、ミュージシャン、そして映画出演の経験もある町田康氏が、『パンク侍、斬られて候』の英訳翻訳出版や映画化を通じて感じた事柄について語る。 |
登壇者: | 町田 康 氏 1962年大阪府生まれ。1981年、パンクロック・バンド、INUのヴォーカリストとしてデビュー。1996年に初小説『くっすん大黒』を発表、翌年ドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞を受賞。2000年『きれぎれ』で芥川賞、2001年『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、2002年『権現の踊り子』で川端康成文学賞、2005年『告白』で谷崎潤一郎賞、2008年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。著書に『夫婦茶碗』、『パンク侍、斬られて候』(2018年映画化公開)、『人間小唄』、『ゴランノスポン』、『ギケイキ 千年の流転』、『ホサナ』、『生の肯定』、『猫にかまけて』シリーズ、『スピンク日記』シリーズなど多数。バンドの解散後も音楽活動を続け、俳優としても多数の作品に出演。 |
■講演 | 「言葉のビートを翻訳する」 |
テーマ: | 町田康氏と、彼の作品『告白』を高く評価する翻訳家パトリック・オレノ氏との翻訳論。 |
登壇者: | 町田康氏×パトリック・オノレ氏(翻訳家) |
第3部: | 「せりふと音と映像の翻訳」 |
司会: | イアン・マクドナルド氏(翻訳家) |
パネリスト: | マチュー・カペル氏 (日仏会館・フランス国立日本研究所研究員) 平野共余子氏 (元NYジャパンソサエティ―映画部門ディレクター) セバスチャン・ブロイ氏 (研究者、ドラマトゥルク) アレクサンダー・O・スミス氏 (ゲーム、エンタメ小説、漫画等の翻訳・出版社代表) |