翻訳作品紹介
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作家紹介
梶井基次郎(かじい もとじろう)
 
梶井基次郎(1901~1932)は大阪生まれ。少年時代は、父の転勤に伴い、東京、三重などに転居を繰り返す。電気エンジニアを目指し、第三高等学校(京都大学の前身)に入学するが、次第に文学への興味を示す。1924年、東京帝国大学英文科に入学し、友人らと同人誌「青空」を創刊、「檸檬」や「城のある町にて」などを発表する。その後、少年時代からの肺結核が悪化し、大学卒業を断念し、伊豆で転地療養を行う。療養先で、川端康成、広津和郎、萩原朔太郎との親交を深める。しかし、病状は次第に重くなり、初めての創作集「檸檬」の刊行の翌年、大阪にて逝去。
主な受賞
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