翻訳作品紹介
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作家紹介
円地文子(えんち ふみこ)
 
円地文子(1905~1986)は、国語学者・上田萬年の次女として東京に生まれる。早くから古典文学に親しみ、1935年、戯曲集「惜春」を出版。その後、小説に転じ、抑圧された女性の自我を官能的に描く。1967年から6年かけ、『源氏物語』の現代語訳に取り組む。1985年文化勲章受章。
主な受賞
1957年 野間文芸賞 『女坂』
1966年 女流文学賞 『なまみこ物語』
1969年 谷崎潤一郎賞 『朱を奪うもの』『傷ある翼』『虹と修羅』
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