翻訳作品紹介
To English
作家紹介
加賀乙彦(かが おとひこ)
 
加賀乙彦(1929~)は、東京生まれ。キリスト教徒で、医者でもある。東京大学医学部卒業後、東京拘置所医務部技官を経て、先進医学と犯罪学研究のためにフランス留学。作家としてのデビューは、1967年『フランドルの冬』。1979年に発表した『宣告』は死刑囚の実態を描き、センセーションを巻き起こした。同年からは執筆に専念。遠藤周作の影響で、カソリックに改宗。
主な受賞
1968年 芸術選奨文部大臣新人賞 『フランドルの冬』
1973年 谷崎潤一郎賞 『帰らざる夏』
1979年 日本文学大賞 『宣告』
1986年 大佛次郎賞 『湿原』
1997年 芸術奨励文部大臣賞、井原西鶴賞 『永遠の都』
return