現代日本文学の翻訳・普及事業 | Japanese Literature Publishing Project (JLPP)

文化庁 / Agency for Cultural Affairs.

審査委員

英語

Stephen Snyder (スティーヴン・スナイダー)
Stephen Snyder (スティーヴン・スナイダー )
1957年生まれ。日本文学研究者、翻訳家。アメリカ、ミドルベリー大学教授、教務担当副学長、及び同大語学学校長。イェール大学で博士号取得。第1回から第6回JLPP翻訳コンクールの審査委員を務める。永井荷風についての著作、現代日本小説アンソロジーの編書を出版したほか、主な訳書には、小川洋子、大江健三郎、村上龍、柳美里、伊坂幸太郎など多数。JLPPでの翻訳出版作品は舞城王太郎『阿修羅ガール』、永井荷風『腕くらべ』。小川洋子『密やかな結晶』英訳Memory Policeは2019年全米図書賞翻訳小説部門最終候補、2020年ブッカー国際賞最終候補となった。
Allison Markin Powell (アリソン・マーキン・パウェル)
Allison Markin Powell(アリソン・マーキン・パウェル)
日本文学翻訳家、編集者、出版コンサルタントとして活動。英国PEN、全米芸術基金からグラントを授与されたほか、2020年PENアメリカ翻訳賞をThe Ten Loves of Nishino(川上弘美『ニシノユキヒコの恋と冒険』)で受賞。他には太宰治、高村薫、中村文則、西加奈子などを翻訳している。Translating the Future (翻訳者対話プログラム)共催者、PENアメリカ翻訳委員会共同議長を務め、現在はPENアメリカ評議委員会代表。翻訳者組織Cedilla & Co.Strong Women, Soft Power の創立メンバーでもある。ニューヨーク市立大学ハンターカレッジで文学翻訳を教えている。
Sam Bett (サム・ベット)

©Georgina Piper

Sam Bett (サム・ベット)
1986年生まれ。日本文学翻訳家。マサチューセッツ大学アムハースト校を日本文学と英文学の優秀賞を授与され卒業。2015年、第2回JLPP翻訳コンクール最優秀賞受賞。訳書に、西尾維新『刀語』、太宰治『道化の華』、中村文則『その先の道に消える』などのほか、2019年に出版された三島由紀夫『スタア』で日米フレンドシップ・コミッション日本文学翻訳賞受賞。デビッド・ボイドとの共訳で川上未映子『夏物語』、『ヘヴン』、『すべて真夜中の恋人たち』他多数。『ヘブン』は2022年ブッカー国際賞最終候補となった。翻訳活動の他に、Us&Them 共同代表として文芸翻訳の朗読会やワークショップの企画等なども実施。