文化庁 / Agency for Cultural Affairs

≪ 国際文芸フォーラム 2026

登壇者/司会者プロフィール

柚木麻子
柚木 麻子
Yuzuki Asako
1981年、東京生まれ。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、2010年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を受賞。2017年に発表した『BUTTER』は世界35ヶ国以上で翻訳が決定し、2024年に刊行されたイギリス版(ポリー・バートン訳)は大手書店チェーンWaterstonesが選ぶ「Book of the Year 2024」や、「The British Book Awards 2025」(Debut Fiction部門)などを受賞。ほかの作品に『ランチのアッコちゃん』『あいにくあんたのためじゃない』などがある。
王谷晶
王谷 晶
Otani Akira
1981年、東京都生まれ。2020年刊行の『ババヤガの夜』は第74回日本推理作家協会賞・長編および連作短編集部門の候補作に選出。2024年に刊行された、サム・ベット翻訳による同作の英訳版(米国版)はロサンゼルス・タイムズ紙で「この夏読むべきミステリー5冊」に挙げられ、同年に刊行された英国版は翌2025年、クライム・フェストのスペックスセイバーズ新人小説賞、英国推理作家協会賞(CWAダガー賞)翻訳部門を受賞し、いずれも日本人として初めての快挙となった。秋にはアメリカのラムダ文学賞LGBTQ+ミステリー部門の最終候補にも選出。他の著書に『完璧じゃない、あたしたち』『君の六月は凍る』『他人屋のゆうれい』『父の回数』、エッセイ集『カラダは私の何なんだ?』『40歳だけど大人になりたい』などがある。
Sam Bett
©Danny Gugger
Sam Bett
サム・ベット
1986年生まれ。日本文学翻訳家。マサチューセッツ大学アムハースト校を日本文学と英文学の優秀賞を授与され卒業。2015年、第2回JLPP翻訳コンクール最優秀賞受賞。訳書に、西尾維新『刀語』、太宰治『道化の華』『乞食学生』、中村文則『その先の道に消える』ほか、三島由紀夫『スタア』で2019-2020日米友好基金日本文学翻訳賞受賞。デビッド・ボイドとの共訳で川上未映子『夏物語』、『ヘヴン』、『すべて真夜中の恋人たち』他多数。『ヘヴン』は2022年ブッカー国際賞最終候補に。2025年王谷晶『ババヤガの夜』英訳The Night of Baba Yagaは英国推理作家協会賞(ダガー賞)ほか複数のミステリー賞を受賞した。翻訳活動の他に、Us&Them 共同代表として文芸翻訳の朗読会やワークショップの企画等なども実施。
鴻巣友季子
©新潮社
鴻巣友季子
Konosu Yukiko
1963年、東京生まれ。1995年、BABEL国際翻訳大賞BABEL新人賞受賞。1998年、トマス・H ・クック『緋色の記憶』でBABEL国際翻訳大賞ミステリ部門受賞。現代文学の紹介と共に古典新訳にも力を注ぎ、訳書は百数十冊に上る。主な訳書にエミリー・ブロンテ『嵐が丘』、マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』(全5巻)、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』(すべて新潮文庫)、J・M・クッツェー『恥辱』、クレア・キーガン『ほんのささやかなこと』『あずかりっ子』、マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』『誓願』『老いぼれを燃やせ』(すべて早川書房)、『獄中シェイクスピア劇団』(集英社)、『ペネロピアド』(角川文庫)、アマンダ・ゴーマン『わたしたちの登る丘』『わたしたちの担うもの』(ともに文藝春秋)など。主な著書に、『明治大正 翻訳ワンダーランド』『謎とき『風と共に去りぬ』』『文学は予言する』(すべて新潮社)、『翻訳ってなんだろう?』『翻訳教室 はじめの一歩』(すべて筑摩書房)、『ギンガムチェックと塩漬けライム』『英語と日本語、どう違う?』(ともにNHK出版)、『小説、この小さきもの』(朝日新聞出版)、『日本文学はなぜ英米で人気があるのか』(早川書房)など、文芸評論や翻訳論にまつわる著書も多数。青山学院大学などで長年翻訳の教鞭をとり、後進の指導に当たっている。
桐野夏生
©Keiichi SUTO
桐野 夏生
Kirino Natsuo
石川県金沢市出身。1998年『OUT』で第51回日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で第121回直木賞、2003年『グロテスク』で第31回泉鏡花文学賞、2023年『燕は戻ってこない』で第64回毎日芸術賞、第57回吉川英治文学賞など多数の文学賞を受賞。2015年秋には紫綬褒章を受章。多くの作品が英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、インドネシア語等に翻訳され、映画化、TVドラマ化されている。国際的評価が高く、現代日本の文学界を代表する作家である。日本ペンクラブ第18代会長。
小川哲
小川 哲
Ogawa Satoshi
1986年千葉県千葉市生まれ。2015年「ユートロニカのこちら側」で第3回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞しデビュー。2017年『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。2022年『地図と拳』で第13回山田風太郎賞、翌年同作で第168回直木三十五賞を受賞。その他の著書に『君のクイズ』『火星の女王』など。
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森 健一
Ken Mori
株式会社タトル・モリ エイジェンシー代表取締役社長。文学作品、ノンフィクション、マンガ、児童書を中心に、日本および海外の作品の翻訳出版を通じて国際的な出版ビジネスに携わる。欧米・アジア各国の出版社やエージェンシーと連携し、グローバル市場を見据えた作品展開を行うほか、ムーミン、マクミラン版『不思議の国のアリス』、『ぞうのエルマー』などの作品商品化にも関わり、IPの価値を広げる多角的な展開を手がけている。
新井 宏
新井 宏
Arai Hiroshi
1968年生まれ。早稲田大学卒業。株式会社文藝春秋入社。文藝編集者として多くの作家を担当。その後、著作権管理部門に異動。海外への版権輸出業務を担当するようになる。これまでに、村田沙耶香『コンビニ人間』、横山秀夫『64』など多くの作品の英訳出版に携わった。現在、ご遺族より故・松本清張の著作の海外翻訳権の委託をうけ、英語圏をはじめ全世界への紹介をすすめている。文藝春秋ライツビジネス局長。また日本書籍出版協会、日本雑誌協会の著作権委員を務めている。
ポリー・バートン
©Garry Loughlin
ポリー・バートン
Polly Barton
イギリス在住の日英翻訳家。2012年、第1回JLPP翻訳コンクール最優秀賞受賞。So We Look to the Sky(窪美澄『ふがいない僕は空を見た』)、Spring Garden(柴崎友香『春の庭』)、There's No Such Thing as an Easy Job(津村記久子『この世にたやすい仕事はない』)を翻訳出版。Where the Wild Ladies Are(松田青子『おばちゃんたちのいるところ』) は2021年「世界幻想文学大賞」短編集部門、Mild Vertigo(金井美恵子『軽いめまい』)は2023-2024 Lindsley and Masao Miyoshi 翻訳賞を受賞。 2021年、日本語についてのエッセイ Fifty Sounds をフィッツカラルド・エディションズから出版。柚木麻子の小説『BUTTER』の英訳は、イギリスでベストセラーとなり、「Waterstones Book of the Year 2024」および「The British Book Awards 2025 Debut Fiction Award」を受賞した。
米倉紀之子
米倉紀之子
Yonekura Kishiko
横浜市生まれ。関西学院大学文学部卒、岡山放送のアナウンサーとして3年間活動後、女優に転身。文学座附属演劇研究所、昴演劇学校を経て、1996年より劇団昴に在籍。 主な出演作に、舞台「クリスマス・キャロル」「マーヴィンズルーム」「親の顔が見たい」(以上劇団昴)、「樫の木坂四姉妹」(夏の川企画)、「嘘」(俳優座劇場プロデュース)、テレビドラマ「大河ドラマが生まれた日」「坂の上の雲」「下町ボブスレー」(以上NHK)、声の出演「名探偵コナン」「ドリームガールズ」「グッドワイフ」などがある。