現代日本文学の翻訳・普及事業 | Japanese Literature Publishing Project (JLPP)

文化庁 / Agency for Cultural Affairs.

翻訳者リスト

英語

Adam Sutherland (アダム・サザーランド)

母語及び翻訳言語

母語英語 
翻訳言語日本語から英語

略歴

第6回JLPP翻訳コンクール英語部門優秀賞受賞
大学卒業後に来日し、社会学と映画学を学ぶ。ゲームのローカリゼーション会社に1年間勤務した後、2013年からフリーに転身し翻訳を中心に活動を行っている。美術関連のもの(カタログ・エッセイ・解説文)をはじめ、小説、ゲーム、映画の字幕など、多岐にわたって創作メディアの翻訳を手掛ける。第6回JLPP翻訳コンクールで優秀賞受賞。純文学、ホラー、実験小説、そしてそれらの分岐点に存在するような作品への愛好から、英語圏で未だ知られていない日本の作家を紹介するといった、いわばキュレーターとしての翻訳者の役割に魅力を感じる。興味のある領域は、場所や時間の不気味さ・現象学・コスモロジー・ノスタルジーなど。

翻訳作品

最近行った映画での英語字幕翻訳は、『共想』(2018、篠崎誠監督)、『ヒトコト劇場』(2018、 桜井順と古川タク)、『ネクタイ』(2019、七里圭監督)、『カウンセラー』 (2020、酒井善三監督)など。ゲームでは『ドラゴンクエストヒーローズ 闇龍と世界樹の城』(2015、スクエア・エニックス)、『テイルズ オブ アライズ』(2021、バンダイナムコエンターテインメント)など。 その他、多摩美術大学のアーカイビング・シンポジウム紀要『軌跡』(2022)やcore of bells個展『WEEKEND』(藤沢市アートスペース主催)展覧会のカタログ [平倉圭著『非鼓膜的音楽』含む](2020)など、美術や映像作品に関する翻訳も多数手がける。

Angelo Wong (アンジェロ・ウォン)

母語及び翻訳言語

母語英語、広東語 
翻訳言語日本語から英語

略歴

第5回英語JLPP翻訳コンクール英語部門優秀賞受賞
米国コロンビア大学大学院東アジア言語文化学部博士課程学生兼フリー翻訳者。大学院では江戸時代から近代までの日本の怪談文化について研究し、怪談話を翻訳・研究している。第五回JLPP翻訳コンクールの英語部門で優秀賞を受賞したことをきっかけに、文芸書のサンプルや博物館の展示と、翻訳活動を展開している。香港大学文学部卒業(英文学と日本研究専攻)で、コロンビア大学大学院東アジア言語文化学部修士課程修了。一年間東京上智大学での留学経験あり。江戸時代初期の怪談集『諸国百物語』の初英語全訳を進めている。

翻訳作品

李琴峰『彼岸花が咲く島』(文藝春秋、2021年)のサンプル(2021年12月)
太田忠司「タクと過ごした半年間と」(人工知能学会誌27巻6号、2012年11月)。SFアンソロジー『Intelligence, Artificial and Human: Eight Science Fiction Tales by Japanese Authors』(AI x SF Project, 2019年7月)に収録

九州国立博物館特集展示「御所の器―公家山科家伝来の古伊万里」作品名と解説(2022年9月)
九州国立博物館特別展「海幸山幸 - 祈りと恵みの風景 -」作品名と解説(2021年10月)

Cat Anderson (キャット・アンダーソン)

母語及び翻訳言語

母語英語 
翻訳言語日本語から英語

略歴

第4回JLPP翻訳コンクール英語部門最優秀賞受賞
2016年エディンバラ大学文学部日本語学科を卒業。2019年第4回JLPP翻訳コンクール最優秀賞受賞、2020年黒田藩プレス翻訳賞ファイナリスト。卒業後、在エディンバラ日本国総領事館、翻訳会社の勤務を経て、2022年に独立し、現在は小説、漫画等の翻訳を手がけています。SFファンタジー等に特に興味を持っています。

Iain Arthy (イアン・アーシー)

母語及び翻訳言語

母語英語 
翻訳言語日本語から英語

略歴

第3回JLPP翻訳コンクール英語部門最優秀賞受賞
1983年カナダ・バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学人文学部卒業。西洋古典(古代ギリシア語・ラテン語)専攻。90年トロント大学大学院東アジア研究科で修士号を取得。89年より91年まで山口大学に研究生として留学、幕末・維新史を研究。91年以来、日本を代表する広告代理店・企業・大学など、幅広い得意先の和文英訳を手がける。その傍ら、日本史と古文書解読、源氏物語・平家物語など日本の古典文学、および古代ギリシア・ローマの歴史と文学など、研究にも勤しむ。2014年黒田藩プレス翻訳賞受賞。2018年第3回JLPP翻訳コンクールで英語部門最優秀賞受賞。著書に『怪しい日本語研究室』(2001年)他。

翻訳作品

北岡伸一著『後藤新平:外交とヴィジョン』(1988年、英語版は2021年)
井上雅彦著「残されていた文字」 Speculative Japan 4(黒田藩プレス、2018年)所収(2014年黒田藩プレス翻訳賞受賞作品)
その他、匿名による多数の翻訳実績

Joanna Dare (ジョアンナ・デアー)

母語及び翻訳言語

母語英語 
翻訳言語日本語からフランス語、フランス語から英語

略歴

第4回JLPP翻訳コンクール英語部門優秀賞受賞
英国、スコットランド・ダンディー生まれ。1990年ダラム大学中国学卒業。卒業後フランス、日本で英会話教師として活動。1996年シェフィールド大学日本学修士号取得。大江健三郎著『沖縄ノート』第4章の注釈付き翻訳[修論]。現在、レスターのデ・モントフォート大学の司書として活動。その傍ら、ポーツマス大学翻訳学の修士課程在学中。

松島 あおい (マツシマ・アオイ)

母語及び翻訳言語

母語日本語 
翻訳言語主に英語から日本語(日本語から英語も可)

略歴

第1回JLPP翻訳コンクール英語部門優秀賞受賞
上智大学外国語学部英語学科卒業。会社員を経て1997年に渡英。現在ロンドン在住。ロンドンの翻訳エージェンシーに日本語部門長として14年勤務し、主に映像翻訳を手がける。現在はフリーランスとして、主にロイヤル・オペラ・ハウス、博物館、劇場関連の翻訳を手がける。リーズ大学、UCL、ローハンプトン大学他の翻訳修士課程非常勤講師。海外子女教育財団の月刊誌『海外子女教育』のレギュラー執筆陣。Institute of Translators and Interpretersの日本語支部(J-net)執行委員。Bath Spa UniversityにてCreative Writingの修士号を取得し、英語ではフィクションを執筆し、短編でdecibel-Penguin Prize(2006)Asham Award(1999)など受賞。

翻訳作品

『サラム』(シリン・ネザマフィ)
“Words Without Borders” (USA 2019)
https://wordswithoutborders.org/read/article/2018-12/december-2018-minority-japan-salam-shirin-nezammafi-aoi-matsushima/

『白っていうより銀』(角田光代)
‘Contrapasso’ (Australia 2014)

その他文学以外の実績:
ロイヤル・オペラ・ハウスの公演映像の日本語字幕
(22から23年シーズンは、蝶々夫人、アイーダ、セビリアの理髪師など)
オスロのムンク美術館刊『エドヴァルド・ムンク 生命の表現』日本語訳
パールハーバー航空博物館 オーディオガイド日本語版

Michael Day (マイケル・デイ)

母語及び翻訳言語

母語英語 
翻訳言語日本語から英語、および中国語、スペイン語から英語

略歴

第3回JLPP翻訳コンクール英語部門優秀賞受賞
アメリカ出身の旅行者・翻訳家・作家。特にSF・アバンギャルドに興味あります。中国語・英語文芸翻訳家としても活躍しています。好きな日本人作家:倉橋由美子、澁澤龍彦、田口ランディ、村上春樹、夏目漱石。日本人以外に好きな作家: Bruno Schulz, J.G. Ballard, Can Xue, Juan Rulfo, Anna Kavan。早稲田大学で日本語を勉強し、アメリカの南カリフォルニア大学で東アジア言語文化学の修士号を習得。2015 Bai Meigui Translation Prize、2020 Jules Chametzky Translation Prizeなどを受賞。現在メキシコシティー在住。

翻訳作品

倉橋由美子 「愛の陰画」Kurahashi, Yumiko. “A Negative Portrait of Love.” Saint Ann’s Review, Winter 2019. 
倉橋由美子「聖家族」Kurahashi, Yumiko. “The Holy Family.” Chicago Quarterly Review, Fall 2019. 
倉橋由美子「貝のなか」Kurahashi, Yumiko. "Inside the Shell." Comparative Critical Studies 17:1, 2020.

皆本 飛鳥 (ミナモト・アスカ)

母語及び翻訳言語

母語日本語 
翻訳言語日本語から英語

略歴

第2回JLPP翻訳コンクール英語部門優秀賞受賞
1982年、ニューヨーク生まれ。大学在学中、交換留学生としてソウルの梨花女子大学に1年間留学。2004年、ニューヨーク大学卒業。2016年、文化庁主催第2回JLPP翻訳コンクール優秀賞受賞。計12年の韓国生活を経て、現在は福岡を拠点にフリーランス翻訳者(日・英・韓)として活動中。

翻訳作品

2017年、三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』の部分訳がAsia Literary Review誌に掲載
その他、日本企業の社史の英訳、韓国の絵本の英訳など翻訳経験多数

Nick John (ニック・ジョン)

母語及び翻訳言語

母語英語 
翻訳言語日本語から英語

略歴

第2回JLPP翻訳コンクール英語部門優秀賞受賞
オーストラリア・パース生まれ。
2007年からプロ翻訳者として活動。
2015年に黒田藩プレス翻訳コンクール受賞(受賞作:「雀谷」半村良)
2016年に第2回JLPP翻訳コンクール優秀賞受賞(受賞作:「千日手」松浦寿輝・「床屋嫌いのパンセ」堀江敏幸)
2020年~2021年西オーストラリア大学翻訳修士課程教授
弁護士の資格をもって、主に法律関係の翻訳をしています。
文学翻訳は主に短編小説。
英訳させて頂きたい作家:山下 澄人・田中 慎弥・沼田真佑など

翻訳作品

2019年「切腹」(誉田 龍一)
2018年「雀谷」(半村良)

Richard Donovan (リチャード・ドノバン)

母語及び翻訳言語

母語英語 
翻訳言語日本語から英語

略歴

第5回JLPP翻訳コンクール英語部門最優秀賞受賞
1969年イギリス・オックスフォード生まれ。1994年ニュージーランドのマッセー大学で英米文学の修士号を取得。1999年~2008年立命館大学衣笠キャンパスで英語の常勤講師として勤務。2012年ビクトリア大学ウェリントンで文学翻訳学の博士号を取得。2013年から6年間IAFOR Journal of Literature and Librarianship(文学ジャーナル)の編集長。2014年京都市役所の国際化推進室で翻訳者として勤務。2015年から助教、2016年から関西大学文学部で准教授として在職中。2021年第5回JLPP翻訳コンクール(英語部門)で最優秀賞を受賞。

翻訳作品

1)・短編小説「神君の掛け軸」早見俊著 侍フィクション選集『Strokes of Brush and Blade』所収(黒田藩プレス出版)
・短編小説「谷」宮沢賢治著 『Translating Modern Japanese Literature』(ドノバン著)所収(Cambridge Scholars出版)
・短編小説「赤い着物」横光利一著 『Translating Modern Japanese Literature』(ドノバン著)所収(Cambridge Scholars出版)
・エッセイ「京に着ける夕」夏目漱石著 『Translating Modern Japanese Literature』(ドノバン著)所収(Cambridge Scholars出版)
・短編小説「蒼白い月」徳田秋声著 『Translating Modern Japanese Literature』(ドノバン著)所収(Cambridge Scholars出版)
2) 日英文学翻訳についての本 "Translating Modern Japanese Literature" (239 pp.) Publisher: Cambridge Scholars Publishing
3) サンプル翻訳、シノプシス、リーダー・リポート等文藝春秋、株式会社コルク(文学エージェント)等の依頼により、複数点。

Richard Lutz (リチャード・ラッツ)

母語及び翻訳言語

母語英語 
翻訳言語日本語から英語

略歴

第4回JLPP翻訳コンクール英語部門優秀賞受賞
米国アイオワ州出身。2005年にJETプログラムで来日し、7年間長崎県に住む。2009年、JLPT1級合格。
2012年より米国インディアナ州在住。2019年、第4回JLPP翻訳コンクール優秀賞を受賞。
ダーク・ファンタジーに興味があり、特に恒川光太郎氏の作品が好きで現在翻訳を準備しています。

Sam Bett (サム・ベット)

母語及び翻訳言語

母語英語 
翻訳言語日本語から英語

略歴

第2回英語JLPP翻訳コンクール英語部門最優秀賞受賞
1986年生まれ。アメリカ在住の日英翻訳家。2015年、第2回JLPP翻訳コンクール最優秀賞受賞。2019-2020日米フレンドシップ・コミッション日本文学翻訳賞受賞。文芸翻訳の朗読会の企画、司会等や執筆活動も行う。訳書に三島由紀夫『スタア』、西尾維新『刀語』、太宰治『道化の華』、大谷晶『ババヤガの夜』、デビッド・ボイドとの共訳で川上未映子『夏物語』、『ヘヴン』、『すべて真夜中の恋人たち』他多数。

翻訳作品

三島由紀夫『スタア』、西尾維新『刀語』、太宰治『道化の華』、大谷晶『ババヤガの夜』、デビッド・ボイドとの共訳で川上未映子『夏物語』、『ヘヴン』、『すべて真夜中の恋人たち』他多数。

Winifred Bird (ウィニフレッド・バード)

母語及び翻訳言語

母語英語 
翻訳言語日本語から英語

略歴

第3回JLPP翻訳コンクール英語部門優秀賞受賞
アマースト大学で政治学を学ぶ。2005年から日本で英語教師とジャーナリストとして仕事を始め、有機農業にも関わる。長野県松本市や三重県御浜町などの地方都市で生活し、広く日本の伝統文化に触れた。
国内外の新聞や雑誌に環境問題、建築などに関する記事を寄稿。著書にEating Wild Japan: Tracking the Culture of Foraged Foods, with a Guide to Plants and Recipe, Stone Bridge Press(『日本の自然をいただきます 山菜・海藻をさがす旅』)。2018年JLPP翻訳コンクールで受賞して以降、小説やノンフィクション本、幅広く日英翻訳に関わる。
2014年に日本を離れ、現在はウィスコンシン州ドア郡ワシントン島で家族と生活しつつ、精力的に執筆、翻訳活動を続けている。https://www.winifredbird.com/

翻訳作品

主にライトノベルやYA小説を翻訳。25冊以上。

「きつねのはなし」2022
「未来のミライ」2018
「おおかみこどもの雨と雪」2019
「竜とそばかすの姫」2023
「美少年探偵団」2020–2021
「今晩、世界からこの恋が消えても」 2022
など

手嶋 優紀 (テジマ・ユウキ)

母語及び翻訳言語

母語日本語 
翻訳言語日本語から英語

略歴

第5回JLPP翻訳コンクール英語部門優秀賞受賞
東京で生まれ、4歳からロサンゼルスでふたつの言語・文化の中で育つ。カリフォルニア大学卒業。現在は東京とLAに拠点を置く。2021年にイギリスのナショナル・センター・フォー・ライティング(NCW)の文学翻訳メンターシッププログラムに選ばれ、2022年3月出版のアンソロジーに翻訳が掲載される。2023年に綿矢りさの翻訳作品を発表予定。文学翻訳の他、映画・テレビ(NHK WORLD等)・広告・メディアの翻訳・英語監修を15年続けている。

翻訳作品

綿矢りさ作品の翻訳を出版予定(2023)

スペイン語

佐野 由季 (サノ・ユキ)

母語及び翻訳言語

母語日本語 
翻訳言語日本語からスペイン語

略歴

第6回JLPP翻訳コンクールスペイン語部門優秀賞受賞
宮城県仙台市出身。会社員の傍ら独学でスペイン語を始め、その後10年に亘り日本語-スペイン語の「翻訳講座」受講。翻訳の才能を高く評価される中、2011年東日本大震災の被災者となり、その実体験から「文化も人間の命を救う」と痛感、文学の翻訳を志し、2013年スペインに移住。スペイン語に訳された日本文学に感じる違和感から、繊細な日本語に宿るユーモアや人情を読み取り、翻訳することは日本語ネイティブの使命であると気づく。子どもの頃から文学作品を理解・表現することに長け、また文学に加え、舞台芸術・音楽・美術・宗教等、翻訳に必須な文化的知識・経験も豊富であり、原作が持つ本来の味わい、ニュアンスまで伝わる翻訳が強み。

Eduardo López Herrero (エドゥアルド・ロペス)

母語及び翻訳言語

母語スペイン語 
翻訳言語日本語からスペイン語

略歴

第6回JLPP翻訳コンクールスペイン語部門最優秀賞受賞
1959年、アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれ。1980年ブエノスアイレス大学科学学部を中退後来日し、以後定住。80年代半ばよりフリーランスとして翻訳に従事。また、NHKの国際放送、NHK WORLD-JAPANにてスペイン語放送の翻訳・アナウンスを担当し、現在に至る。2022年、第6回JLPP翻訳コンクール最優秀賞受賞。出版書籍に「ローマ字和西辞典」(柏書房)がある。

翻訳作品

<長編映画>
・ばたあし金魚
・今日、恋を始めます
・WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~
・抱きしめたい
・銀の匙
・勝手にふるえてろ
・ポッピンQ
・猫侍

<アニメ映画>
・星を追う子ども
・言の葉の庭
・ほしのこえ
・雲のむこう、約束の場所
・秒速 5 センチメートル
・惑星大怪獣 ネガドン
・放課後ミッドナイターズ
・カクレンボ
・プランゼット
・サカサマのパテマ

<テレビ番組>
・ドラマ 家族旅行
・美の壺
・ワンダー × ワンダー
・連続テレビ小説「カーネーション」

<ラジオドラマ(NHKワールド)>
・あらしの夜に
・二つの墓石
・注文の多い料理店
・クねずみ
・ドン・ロドリゴの幸運

<ゲーム(和・英→西)>

・ファイナルファンタジー VIII
・ファイナルファンタジー IX
・ファイナルファンタジー X
・ファイナルファンタジー X-2
・ファイナルファンタジー XII
・ファイナルファンタジー XIII
・FFタクティクス A2
・FF XII レヴァナント・ウイング
・パラサイト イヴ 2
・バウンサー
・キングダムハーツ
・ゼルダの伝説 風のタクト
・ウイニングイレブンタクティクス
・ペーパーダッシュワールド

ドイツ語

Janett Blesch (ジャネット・ブレシュ)

母語及び翻訳言語

母語ドイツ語 
翻訳言語日本語からドイツ語

略歴

第5回JLPP翻訳コンクールドイツ語部門優秀賞受賞
国際経営経済学(学士)と日本研究(修士)をケルン市とミュンヘン市で修めました。留学生として京都市にある立命館大学に通ったこともあります。横浜市にあるドイツ企業と埼玉県の羽生市にある日系企業の営業部で研修をさせて頂きました。
職業としては、ベルリン市で新聞社と化学企業の人事部、またはミュンヘン市にある日系企業の営業部に勤めたことがあります。
現在はGoethe-Institut e.V.のIT部に勤めております。
JLPP翻訳コンクールの好結果をきっかけに、2022年以来フリーランス翻訳者として働いております。

翻訳作品

2022
原田ひ香『古本食堂』(角川春樹事務所、2022年)
ドイツ語版未刊行
その他
2022
ドイツ出版社に向けて、原田ひ香『三千円の使いかた』と『古本食堂』をレポート
2021
Stefan Egeler 「Irrlichtkönigin」を原稿校閲

Robin Weichert (ロビン・ヴァイヒャート)

母語及び翻訳言語

母語ドイツ語 
翻訳言語日本語からドイツ語

略歴

第5回JLPP翻訳コンクールドイツ語部門最優秀賞受賞
2000年9月 ハイデルベルク大学 入学
~2003年6月 哲学部 卒業(学士)
2003年7月 ハイデルベルク大学大学院 入学
~2008年1月 東アジア研究科 修了(修士)
2003年9月~2005年3月 東京学芸大学 留学
2008年1月~2009年7月 ゲルダ・ヘンケル財団助成 翻訳プロジェクトに従事
2012年4月 一橋大学大学院 入学
~2021年3月 言語社会研究科博士後期課程 満期退学
2016年4月 法政大学、早稲田大学など 兼任講師/翻訳家
~現在 

翻訳作品

夏目漱石「現代日本の開化」、森鴎外「かのやうに」、三島由紀夫「文化防衛論」、
小林秀雄「無常といふ事」、大江健三郎「ヒロシマ・ノート」、司馬遼太郎「“雑貨屋”の帝国主義」他多数(抜粋)(2015)
谷川俊太郎 「思いつめる」「養育について」「前提として」(2021)

仲里効「沖縄・交差する植民地主義−−−アジアに開き、アジアを繋ぐ場の創造
へ」(2013)
加藤泰史 「文化と翻訳をめぐる和辻とヘルダー」(2020)
【(日本語で執筆した漫画)「既視感」 『アックス』148号(2022)】

YANAGITA Nancy (ヤナギタ・ネンシ)

母語及び翻訳言語

母語ドイツ語 
翻訳言語日本語からドイツ語

略歴

第5回JLPP翻訳コンクールドイツ語部門優秀賞受賞
旧東ドイツのハレ市出身。学士課程はハレ大学で日本学とメディア学を専攻し、修士課程はハレ大学と慶應義塾大学で日本学(近代史)と日本語教育学を専攻した。仕事は主として日本の大学においてドイツ語講師を務めていますが、その中で時折翻訳の授業も担当します。また、大学院の時代からアルバイトとしてドイツテレビでインタビューの翻訳も行ってきました。第5回のJLPP翻訳コンクールに際して初めて文学翻訳に挑戦しました。文学の中で、歴史的な小説や複雑な人間関係や心理小説を読むことが好きです。

翻訳作品

単独で翻訳した作品はまだありません。共著者としては調査レポートの翻訳に携わったことがある。

ロシア語

Валиева Вера (ヴァリエヴァ・ヴェラ)

母語及び翻訳言語

母語ロシア語 
翻訳言語日本語からロシア語

略歴

第4回JLPP翻訳コンクールロシア語部門優秀賞受賞
ロシア・ウラジオストク生まれ、在住。
2013年 極東連邦大学卒業
2014年 在ウラジオストク日本国総領事館就職
秘書

Прохорова Мария Сергеевна (プロホロワ・マリア)

母語及び翻訳言語

母語ロシア語 
翻訳言語日本語からロシア語 (日本語母語話者の協力を得た上で)日本語からロシア語

略歴

第4回JLPP翻訳コンクールロシア語部門優秀賞受賞
ロシア出身、日本在住。2019年に東京外国語大学で修士号(文学)を取得しており、現在は同大学の博士課程にて日本とロシアの現代文学における動物表象を研究。多和田葉子、小川洋子、川上弘美、平野啓一郎など、日本の現代文学に惹かれ、翻訳活動を開始。様々なジャンルの文芸翻訳に挑戦しており、2020年には第4回JLPP翻訳コンクールの露語部門で優秀賞を受賞。
ほかには、映像翻訳や実務翻訳、外国語教育、詩などの執筆にも積極的に取り組む。

翻訳作品

安土萌「海がくる」 (2019)
川上弘美「輪ゴム」 (2019)
まどみちお 詩11編 (2019)
多和田葉子「マヤコフスキーリング」(2020)
そのほか出版準備中

・J-Anime Meeting 2020 コーディネーター、ロシア語字幕作成・指導
・学書用の翻訳:
1. "Лучшие истории о любви" (『最高の恋愛物語』、ロシアの出版社 AST、2018) という日本語学習者向けの読書本を作成、そのために宮沢賢治と新美南吉の作品、日本の伝説などを簡易翻訳。
2. 『見る知る考えるずかん 6カ国語のわくわくずかん 学校のことば 南北アメリカ・ヨーロッパ編』(ほるぷ出版、2022) で、ロシア語例文の日本語訳を担当。

・自己翻訳の経験も少しあり。日本語で詩や俳句を書いているが、2019年と2021年の『ゆめみるけんり』では、自作の詩が自分のロシア語訳付きで掲載。

翻訳者に仕事の依頼をされる方は下記の問い合わせよりお問い合わせください。

注意 ・翻訳者との翻訳業務については当人同士の契約の上、行われるものとし、翻訳者との業務や契約については、JLPP事務局は一切の責任を負いません。