JLPPとは
現代日本文学の翻訳・普及事業(JLPP)は、2002年に文化庁が現代日本文学の海外への発信・普及を推進するために立ち上げたプロジェクトです。
発足以来、明治以降に発表された現代日本文学作品のなかから専門家による会議において候補作品を選定し、それをさまざまな言語(英語、仏語、独語、露語、インドネシア語)に翻訳、2015年までに約180タイトルが翻訳出版されました。これらの作品は、各国出版社を通じて一般書店で発売されることはもとより、各国の図書館・大学をはじめとする多くの機関にも寄贈してきました。
翻訳出版事業は2016年度末に終了し、現在は、現代日本文学の優れた翻訳家を発掘・育成することを目的とした翻訳コンクール、翻訳ワークショップ、シンポジウム、フォーラム等の事業を行っています。
なお本事業は文化庁の依託事業で、2009年より凸版印刷株式会社が受託し、JLPP事務局を運営しています。
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現代日本文学翻訳国際フォーラム2018JLPP翻訳ワークショップ2018