青野 聰(あおの そう)
青野 聰(1943~)は東京都生まれ。1956年、早稲田大学第一文学部を中退し、ヨーロッパと北アフリカ放浪の旅に出る。1971年帰国後、雑誌「早稲田文学」誌上でデビュー。翌年から5年間、再びヨーロッパの旅に出かた後、執筆活動を再開、新世代の作家として注目される。
チャールズ・ブコウスキーの翻訳も手がけ、今現在も作家、評論家として活躍するほか、多摩美術大学で文学論を教える。
主な受賞
1979年 芥川賞 『愚者の夜』
1984年 野間文芸新人賞 『女からの声』
1988年 芸術選奨文部大臣賞 『人間のいとなみ』
1992年 読売文学賞 『母よ』