作家紹介
西村京太郎(にしむら きょうたろう)
西村京太郎(1930~)は東京生まれ。トラベルミステリー、鉄道ミステリーの第一人者。公務員、私立探偵、警備員などの職業を転々としながら、懸賞小説を書き続ける。1963年「歪んだ朝」で「オール讀物」推理小説新人賞を受賞。初期は社会派推理小説を書いていたが、すぐにスパイ小説、クローズド・サークル、パロディ小説、歴史小説など多彩な作品群を発表する。ハイペースで作品を発表し続け、著作は400冊を超え、その累計発行部数は2億部を超える。
主な受賞
1963年 オール讀物推理小説新人賞 「歪んだ朝」
1965年 江戸川乱歩賞 『天使の傷痕』
1981年 日本推理作家協会賞 『終着駅殺人事件』
2004年 日本ミステリー文学大賞